諏訪大社御柱・上社里曳き
本宮一御柱
御柱屋敷から上社前宮•本宮へと人力での御柱曳行、神社境内の建御柱が3日から5日まで行われました。
前宮三御柱
諏訪大社上社境内に柱を曳き付ける本宮の柱4本は、曳行距離およそ2.4キロを2日間かけて曳行します。
上社の御柱は「メドデコ」と呼ばれる、御柱の前部と後部に穴をあけてV(ブイ)字形に柱を取り付ける。
メドデコに乗った氏子らが「よいさ、よいさ」と威勢のいい掛け声をかけ、柱を曳く氏子たちは喇叭(ラッパ)演奏にあわせ曳行します。
本宮鳥居
本宮鳥居くぐり
本宮鳥居曳き込み
本宮の鳥居を氏子たちが力と技術を結集させてメドデコを左右に揺すりながらくぐり抜け、最後の難所「階橋の石段」を越えると、大きな拍手が起こります。
参道曳行
樹木が左右に生い茂った狭い参道をメドデコを左右に揺らしながらすり抜ける。
冠落し
御柱の先端を三角錐に切り落とす「冠落し」が行われ、「斧」(よき)で丁寧に削られました。
建御柱
建御柱では、柱が徐々に垂直に立っていく様子を、氏子らは柱を見あげながら喇叭や木遣りの演奏に合わせて「よいさ、よいさ」の掛け声とともに、かたずをのんで見守りました。
氏子は、「よいてこしょ、よいてこしょ」と竹でできた支柱を地面に力強く打ち付け、氏子の安全第一と建御柱の成功に気持ちを込めます。
前宮一御柱
本宮一御柱
本宮二御柱
御柱は本宮・前宮それぞれの境内の四隅に建立されフィナーレを迎えました。