サルオガセ

2023.3.1|お知らせ

白樺高原国際スノーリゾートやブランシュたかやまスキーリゾートで見られる
サルオガセ(猿尾枷、猿麻桛)は、「樹皮に付着して懸垂する糸状の地衣」(広辞苑)。
霧藻、蘿衣ともいう。
植物学上では、サルオガセ科サルオガセ属(Usnea)の地衣類の総称。

落葉広葉樹林や針葉樹林など、霧のかかるような森林の樹上に着生する。

その形は木の枝のように枝分かれし、下垂する。
しかし樹木のない南極に自生するナンキョクサルオガセ(インモウゴケ)は例外で、岩石に着生する。
日本ではヨコワサルオガセやアカサルオガセをはじめ、 およそ40種類確認されており、世界では600種以上と言われる。